ぎっくり腰になる要因

辛いぎっくり腰になる前に
新型コロナ関連で不要不急の外出自粛が続く中で懸念されるのが「ぎっくり腰」です。
先日もくしゃみをした際に急に腰が痛くなった方がご来院されました。
歩けないほどの症状ではありませんでしたが、「立ち上がる時の痛み」や「車の運転時の痛み」を訴えておられました。
幸い、椎間板ヘルニアのような緊急性のある所見は診受けられませんでしたので、当院にて施術をさせていただきました。
施術後は完全に痛みが取れたわけではありませんでしたが、体を反らしたり捻ったりする動作が楽になられた様子でした。
では何故このようなぎっくり腰が起こってしまったのか。
おそらく「動かなさ過ぎた」ことも要因の一つに考えられるかと思います。
上記の方も外出自粛による仕事の休みと大型連休が重なり、以前ほど体を動かしていなかったようでした。
一見動いていないので負担はそれほど無いように思いますが、実は動いていない事のほうが筋肉にかかる負担は大きくなるのです。
筋肉は適度に使ってあげることで血流を促進し不必要な老廃物の蓄積を防いでいます。
また、動かすことで日常生活に順応しています。
しかし動かないでいると血流が悪くなり、とっさのアクションに対応出来にくくなります。
この時にぎっくり腰が起こるのです。
例えば、運動不足のお父さんが地域の運動会で急に走って肉離れしたという話はよくありますよね。
それと似たようなことです。
ですから、不要不急の外出は控えつつも動ける範囲内で(ご自宅の庭や人気の少ない公園等)身体を動かして、ぎっくり腰になるリスクを下げておきましょう。
しかし、どれだけ気を付けていても急なアクシデントは起こりますから、万が一ぎっくり腰になってしまったときはお早めにご相談ください。
最後に、これだけはやっておいてほしいセルフケアを一つご紹介します。
ご参考ください。
まず椅子に腰かけます。
そして片脚を上げ、外くるぶしを反対の膝の上辺り(大腿部)に載せます。(下図)
これでお尻に伸長感があればOKです。
この状態を呼吸を止めずに30秒キープします。
左右交互に3回繰り返します。
これにより腰の筋肉だけでなくお尻の筋肉を伸ばすことが出来ます。
ぎっくり腰を起こされた方や慢性的に腰痛をお持ちの方で、お尻の筋肉が硬い方は結構いらっしゃいます。
お風呂上りにぜひ実践していただき、継続してみてください。
ACSたちばな整骨院
院長 立花 毅
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ACSたちばな整骨院 院長
立 花 毅(たちばな つよし)
兵庫県小野市出身。
兵庫県加東市でアスリートに特化した整骨院を経営しています。私自身が学生時代に経験してきた「陸上競技」に対するケアやメンテナンスが得意です。
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日本陸上競技連盟登録トレーナー
兵庫陸上競技協会医事委員会所属
播磨メディカルチェック研究会会員
メディア出演
KissFM KOBE「4SEASONS」
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